<個室ビデオ店放火>管理人「報知機切った」 誤作動と思い

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<個室ビデオ店放火>管理人「報知機切った」 誤作動と思い
10月6日13時4分配信 毎日新聞


 大阪市浪速区の個室ビデオ店で15人が死亡、10人が重軽傷を負った放火事件で、1階に店が入居する雑居ビルの6階に住む管理人の男性(77)が大阪府警浪速署捜査本部の調べに対し、「誤作動と思い、6階の自動火災報知機のスイッチを切った」と話していることが分かった。男性はビルの防火管理者で捜査本部は、報知機の停止が被害拡大につながったのかを詳しく調べ、業務上過失致死傷や消防法違反容疑にあたるかを検討する。

 調べでは、7階建ての同ビルの報知機の情報を管理する「受信盤」が6階に設置されている。これまでの調べで、報知機のスイッチレバーはオフになっていたことが確認されている。男性は捜査本部や大阪市消防局の聴取に対し、「これまでにも誤作動で鳴ることがあり、今回も誤作動と思い込んで、スイッチレバーをオフに切り替えた」と説明。一方で、「オフにしても音はやまなかった」と話しているという。

 出火当時、店内にいた客らは「警報音が鳴ったが、すぐに切れた」などと証言している。出火から約7分後に消防隊が到着した時には、警報は鳴っていなかった。

 捜査本部は今後、報知機のシステムについても詳しく調べて、男性がスイッチを切ったことによる影響を調べる。

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