「韓国は未来志向でやりたいと思っているのに、いつも日本から事を起こす」★2[9/18]

「韓国は未来志向でやりたいと思っているのに、いつも日本から事を起こす」★2[9/18]
1 :玄武φ ★:2008/09/18(木) 21:33:00 ID:???

■予想外のこだわり…竹島問題に終始 第16回日韓フォーラム
9月18日18時53分配信 産経新聞

 民間有識者が対話を行う「日韓フォーラム」の第16回会合が先ごろ3日間の日程で東京で
開かれた。竹島(韓国名・独島)が日本の中学社会科の新学習指導要領解説書に明記され
たことで100を超す日韓交流事業が中止や延期に見舞われる中、1993年の発足以来一
度として中止されなかった同フォーラムも討論は竹島問題に終始し、議論に終わりはなかった。(千野境子)

 参加者は政・官・学・財界、マスコミなど双方半々で約50人。韓国側の「独島」へのこだわ
り、思いの強さは大方の日本側参加者の予想を超えるものだった。

 議論を通して浮かび上がった日韓関係への韓国側の最大の不満は、「韓国は未来志向で
やりたいと思っているのに、いつも日本から事を起こす」ことだ。

 「靖国神社の参拝しかり。今回の独島も日本が教科書に書こうとしたからだ。もう事を起こ
さないでほしい。日韓が対立して喜ぶのは北朝鮮だ」と韓国側の日本研究者。

 しかしそもそも韓国は島を実効支配している。日本側にすれば、「領土」という当然の主張
をしているだけで、事を起こしているというのは当たらない。教科書も韓国は記載済みだ。よう
やく日韓が同じ出発点に立っただけではないかとなる。

 日本側が竹島を領土問題と位置づけるのも韓国側には不満のようだ。なぜなら韓国併合
へと続く竹島編入は「単なる領土問題ではなく歴史問題」だからだ。

 こうなると議論は袋小路だが、日本が指導要領に何と書いても、島の現状に変わりはない
はず。駐日大使を召還したり、交流事業を中止したり、成熟した外交とは言えない。韓国の
対応は過剰ではないかとの日本側にはこう反論する。

 「島根県の決議、次は教科書。日本は着々と事実を積み上げていくように見える。いつもそうだ」
 さすがに“日帝36年”の言葉はないものの、根深い対日不信が伺えるような一幕だった。

 竹島論争に時間を取られて、予定された「東アジアの変動と外交・安全保障における日韓
協力」「多様化する社会への対応と日韓協力」「経済発展における日韓協力の役割」など本
来の日韓協力の議論はなかなか深まらないきらいがあった。

 しかし「率直な議論」を通して、領土問題に安易な解決策も妥協もないことを互いが実感す
るのは悪いことではない。ホットラインの設置や専門の学者による歴史研究の提案もあった。

 日本側に意外に厳しい意見が目立ったことも、回を重ね対話を深めたフォーラムならではだろう。

 たとえば日韓が竹島問題で冷え込む中、李明博大統領が日中韓首脳会談(福田康夫首相
の辞任表明で延期となったが)に出席するには何かお土産がいると暗に日本側の譲歩を求
める意見に、日本の野党政治家は「そういうことで日本から手を差し伸べることはもうないと
分かってもらいたい」と応じた。

 また相次ぐ交流事業の中止に、ある社会学者は「韓国は道義的ペナルティーを科したつも
りかもしれないが、実は韓国の自治体や観光関係者は困っている」と指摘、今後は何があっ
ても交流の中止はやめようと現実的対応を呼びかけた。

 一方、「対馬も韓国領」と言う対日強硬派を盧武鉉前大統領が必死で抑えたとの大統領府
関係者の興味深い打ち明け話もあった。

 フォーラムは、韓国側議長の孔魯明元外相が言う「過去に足をとられて一進一退を繰り返
してきた」日韓関係の転換に即効薬はないことをあらためて痛感させた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000960-san-pol

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