柔道・石井「怒るんだったら呼ばないで」

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柔道・石井「怒るんだったら呼ばないで」
9月26日11時3分配信 サンケイスポーツ


　北京五輪柔道男子１００キロ超級金メダルの石井慧（２１）＝国士大＝が２５日、高校と大学の先輩で男子６６キロ級で五輪連覇を達成した内柴正人（３０）＝旭化成＝と都内の特別支援学校を訪れたが、石井が集合時間に遅刻。午後に国士舘高で行われた報告会では、石井がビッグマウスを連発。内柴を激怒させた。

　－－内柴とは何が

　「自分のあいさつの後、先輩は怒っていた。怒るんだったら最初から呼ばないでほしい。自分も暇じゃない。練習の合間を縫ってきている」（ムッとした様子で）

　－－最近の練習内容は

　「ナチュラルな体にしようとしている。ヒクソン（グレイシー）と同じ砂浜を使ったトレーニングをしている。（北京）五輪が終わるまで、すべてを我慢していた。自分自身にうそをつくことに疲れていた」

　－－麻生新内閣について

　「最近は新しいトレーニングに自分の体を合わせることで忙しい。首相が誰になろうと自分には関係ない。（前首相の）福田さんはいい人だったけど残念」（この手の質問にはうんざりした口調）

　－－ヒョードルとの対面が実現しなかったが

　「本当にけいこしたかった。どん底まで落ちた。ヒョードルのために自分でヘッドギアとグローブまで買ったのに。ブルーな気持ち」

　－－朝青龍が休場した

　「すごく悲しい。朝青龍関とは同じ気持ちで戦っている。（このまま引退することになったら）モンゴルに追いかけてまでも『お疲れさまでした』といいたい」

　－－一番したいことは

　「ブラジル、ロシア、ラスベガスに（武者修行のため）行きたい。自費で行けば必死になるし強くなる。強化指定選手で行けないなら、そこから外れて一からやり直してもいい」（キッパリと）