離陸ミス、テロ否定 スペイン機 死者153人に

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離陸ミス、テロ否定 スペイン機 死者153人に
8月22日8時0分配信 産経新聞


 スペインの首都マドリードのバラハス国際空港で起きたスパンエア航空の旅客機事故で同国政府は20日、乗客乗員172人のうち153人が死亡したと発表した。生存した19人も負傷している。

 マドリードの在スペイン日本大使館は搭乗者リストに日本人が含まれていなかったことを確認した。

 現地からの報道では、事故を起こした旅客機MD82は20日午後2時45分(日本時間同9時45分)ごろ、滑走路を離陸した直後に機体が傾き、別の滑走路に緊急着陸しようとした。だが、外れて滑走路脇に突っ込んだとみられる。

 スペインのアルバレス開発相は「離陸時のミスとみられる」と語り、テロの可能性を否定した。地元メディアによると、機体左側のエンジンが離陸時に出火していたという。同機はいったん滑走路に近づいた後、計器の故障で引き返したとの情報もある。

 スパンエア航空の親会社で、スカンジナビア航空などを傘下に置く「SASグループ」は調査などのために特別チームを結成。米連邦航空局(FAA)とボーイング社も調査支援を表明した。(パリ支局)

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